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弾数カウンタ (その2) [PIC]

弾数カウンタの基板はEジスペンというペンを用いてパターンを轢いてあります。これはとても便利なもので、
P4010139.jpg
スルーホールユニバーサル基板にこのペンでパターンを書くと、文字通りパターンとなるというものです。この字だけ読むとなんだそりゃと言うことになりますが、この手の基板に回路を置く場合、ユニバーサル基板に対して、抵抗の余り線などを利用して回路を接続していくことになります。もう少し手が込めばエッチングしてパターンを作るということになると思います。銅線の配線は、一度間違うと、取るのに大変だし、ちゃんと置かないと接触不良を起こしてうまく動かないなんてこともあります。
しかし、このEジスペンのいいところは、まず、パターンを書くのが簡単。その後書いたうえでよく確認すれば、所詮はペイントなので、削り取ることで簡単に修正が効きます。
#部品を置いた後ではパターンとか部品配置により、難しいこともありますが。
間違ったところを削りとって、正しく轢きなおすだけで、いいのです。パターンを轢き終わったら、ドライヤーで乾かす(焼成するんですが)で出来上がりです。

普通のプリント基板では、パターンは部品面と反対側に有りますが、Eジスペンによるパターンは部品面にあります。配線を確認するときに、部品面であるので確認も簡単です。

一見いいこと尽くめのようですが、こいつには結構きつめの問題があります。伝達抵抗がちょっと高めです。銅栢のプリントパターンでは、抵抗値を読み取ることはできませんが、Eジスペンによる配線は、抵抗をもちます。
コレは電流を制御する回路には使えないことを意味します。
また、スルーホールパターンは一度はんだ付けすると、後配線時のはんだ吸い取りがやりにくいです。

こんなデメリットも有りますが、簡単に基板が作成できることは大きなアドバンテージがあります。

次回は、弾数カウンタの回路図とその中身についてかきます。。

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