公式練習会だっけ？参加

本大会前最後となる公式練習会（だっけ？）に参加した。

競技順はシルエット、ブルズアイ、プレートで、２９、９３、４４の１66.
今回もほぼ実力発揮である。


競技開始が近づくにつれ、だんだん鼓動が強くなってくる。早くではなく、強く。
からだが火照ってくる気がした。深呼吸とかではもう対処ができない。

いつもはやらなかった、射座待ちスポットに早めに入って落ち着こうとするがそれもできない。

その中で、順番が回ってきた。

レンジオフィサーから射撃準備を即され、サイトチェックを行う。暗い。ほかの人もくらいのだから仕方が無いが、暗いと感じた。特にプローン側のターゲットはつらそうだった。

ちょっと舞い上がっているので、いつもやらないといけない手順がちゃんと踏めない。
良いか悪いかはべつとして、音声タイマにより、発射弾数を確認している。これは普通のIPODの音声なので、音楽再生をスタートコールにあわせる必要がある。IPODはスタート開始から再生開始まで１秒程度かかるので、レディーコールで、リワインドをかけてほぼ同期させている。スタンディングが開始された。レディーコールでリワインドを行い、競技が開始された。

一発目をはっさするまでに１８秒の間を入れている。この１８秒の間に射撃の準備を行えば良いことになる。
以前の競技会においてコッキングして待機中にBB段がチャンバーから離れ、完全に銃口からおちたのに気がつかず、空撃ちで１発をカウントされたこともあり、競技開始後にコッキング操作を開始している。また、APS-3のようなコッキング式の銃では、どうも待ってる間にコンプレッションが下がるような気がしてしょうがないので、射撃に影響があるような空気抜けが無いのはわかっていても、そうするようにしている。
シルエットは１０ｍから撃つようにしている。８ｍから売っていったほうが良いかもしれないをみんなに言われるが、どっちにしてもなるべく倒さないといけないので、１０ｍからにしている。ただし、１０ｍは２発以上は撃たないことにしている。
１発めの射撃を開始した。いつものように片手で、１０ｍ。やはり動揺してるかな。ちょっとはふらつくかな、程度の緊張の中、１０ｍは落ちた。めちゃくちゃ集中したのかもしれないが、その間の緩和で、自分がいかに動揺したのか改めて認識したような気がした。心臓の鼓動が聞こえる。
９ｍは１０ｍと同じ狙い方で、撃てば当たる。同じ様に撃ってこれも倒した。
次は８ｍだ。距離が近くなってきてるので、ターゲットは大きく見え、当てるのも容易になってくる。しかし、緊張というか同様もだんだん大きくなってきた。大体、緊張するのは自信がない証拠なんだけど、シルエットでの動揺はここのところ感じたことは無かった。８mのエイミングをしていると、ほかのレンジから、布に突き刺さる音が聞こえる。
”俺まだ売ってないから俺じゃないけど、外れたらどうしよう。いや、８ｍだ、外す分けない”とかおもいながらエイミングを継続していた。これがいけなかった。撃つのを我慢できなくて、ずっと構えたままだった。だんだん腕が疲れてきてるんだろうけど、緊張してるからわからない。そんな中で打っちゃイケナイのをわかってるんだけど、一発目２はつめでちょっと眺めの時間をつかっているので、あせりも出ている。案の定、弾は左４５度の位置約３センチを通過していった。
”仕切りなおし、仕切りなおし、いつもの事じゃん”とは頭でおもっていたが、３発の疲労はとんでもないことになっていて、４発目、５発目、も当たらない。結局スタンディングは、１０ｍ、９ｍしか当たらなかった。
競技はプローンに移る。
プローンは長年やればわかるけど、そんなに難しい競技ではない。満射を割と簡単に取れる競技だとおもっている。ところが、ここには、”暗い”という魔物がいた。自分には来ないとおもっていた”老眼”の影響により、リアサイトが見づらくなっている。これを補正するために、センタリングデバイスによる、被写界深度をあげて、対処している。そう、絞り込んでいるわけだ。そこへ暗いターゲットはどうなるか。先がまるで見えない。１０ｍをねらうが、やはり外した。センタリングデバイスの集光用の穴から見ると、明るさもほぼ見えるし、リアサイトもあまりにじまない。作戦変更して、この穴をつかって残りをねらい、落とした。
これで、シルエットは１１－１９の２９点。

長くなったので、つづく。。。