バレルスペーサ

バレルスペーサといったり、バレルカラーといったり、
統一感がないけど、アウターバレルとインナーバレルの間の奴です。

インナーばれるが曲がってるのは自重によるものであろうとおもわれるので、バレルスペーサを買ってみることにしました。
世の中にはいろいろあるみたいだけど、PDIの奴を買ってみました。

PDIのは、ジュラコンらしきプラスチックにOリングがはいってるので、これならいけそうだとおもえたんだけど、入れてみるとスカスカ。まったくOリングが聞いてない。

いつ変わったかわからないけど、最近のAPS-2はバレル周りの仕様が変わったのは前回の記事のとおりですが、その変更のあおりを食ってしまった感じ。

使わないのも癪なので、セロテープをまいて、ちょっと太くしてほぼぴったりにして使用。

前からのぞくと同心円にみえた。これでいけると思ったんだけど、どうもビーンとなってる気がしてきたので、
バレルスペーサを作ってみることにした。

いつものようにCADで設計して


DXFで出力したものをMODELA　Playerに食わせて



切削するとこのデータで切削すると。。。

こんな感じです。これはMODELAは荒削りのあとに、仕上げ切削をしますが、荒削りが終わって仕上げ切削を開始するところです。


切削が終わるとこんなのが出来上がります。
削ってるのはモデリングワックスです。
これだと、削った後に以下の手順のように別の素材に変更する必要があるけど、削った粉を集めたり、削り終わったものをもう一回溶かして再利用することができるので、都合がいいです。



これをシリコン型を取るために適当な箱作って、


シリコン型を作ります。

ここから写真を撮るのを忘れちゃったので、いきなり出来上がっちゃうんだけど、
こんなのができます。



これをインナーバレルにさすと、

白いのはPDIの奴。

となってバレルのセンター固定が完了する。はずです。

タグ：APS-2 バレルスペーサ MODELA

コメント 2

すごい！
すごすぎますっ！
ＣＡＤって、こんな感じで作るんですね。
うーん、やはり本当にＡＰＳで強い方はこうした事までできるのですね。
siojakeさんに少し前に教えていただいたやり方で作成したフロントサイトを使っていますが、もう少し精度を上げたものを作り直したいと思っているところです。
何度か練習しないと、やはり上手にはできませんね。


by ハンドライフルのマコちゃん (2011-11-04 13:27) 

マコちゃんさま、
コメントありがとうございます。

APSでは強くはないです。最近なかずとばずです。

手先が器用であればこんなのつかわないでもできるんだとおもいます。しかし、機械が指示通りに動いて何か作ってくれるのは、ちょっと面白いと思います。


by siojake (2011-11-05 00:13)