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UBWソフトウェア [PIC]

UBWもコンピュータなので、パソコンと同じで”ソフトが無ければただの箱“にもなりません。
コンピュータの便利なところは、使用目的がはっきりしていればそれに向かった設計を行うことで、いろんな機能を利用できる点にあります。
#正確には、演算ロジックだけですが。
UBWで使用しているPICには、いろんな種類のI/Oが用意されていて、それだけで、簡単なアプリケーションが実現可能です。オークションなどで売っている弾速計もPIC(もしくはAVRと言う別のコンピュータ?)を使ってできています。しかし、買ってきただけでは、何もできないわけでそれを動かすソフトが必要です。なんてことはその辺のコンピュータ開設に書いてあります。

で、UBWのすごいところは、この手のコンピュータのプログラムの変更に必要な書き込み装置が不要なところです。まず、ソフトを起動するためのブートローダと言うソフトが起動し、メモリ内に格納していあるアプリケーションソフトを起動します。マイコン起動時にオプションスイッチが押されていると、ブログラムロードモードになり、アプリケーションプログラムをUSBから読み込みROM内にかきこみ、リセットスイッチが押されると、そのプログラムを起動します。おかしなプログラムならばいわゆる暴走をするわけです。

UBWの機能確認用なのかどうか分かりませんが、すごさを教えてくれるアプリケーションが、FirmwareDというものです。名前の経緯は良く分かりませんが、専用のコマンドインタープリタです。コマンドはUBWをコムポートとして接続したターミナルソフトで使用できます。

今回使用した18F2550は、AD変換機能を持っており、設定するリファレンスにもよりますが、グランドから電源までを1024段階で、電圧の測定ができます。そこで、このアナログ端子に、圧電スピーカを接続して連続で、アナログ電圧を測ってみました。この圧電スピーカを指ではじいてみると、以下のような波形になります。

shot.jpg

簡単なアナログオシロが出来上がります。

FiremwareDにはその他にも
デジタル出力、デジタル入力、アナログ入力、周期的デジタル入力、周期的アナログ入力、メモリ読み出し、メモリ書き出しサーボ駆動などができるようです。

これらの機能が、COMポートからつながって、文字列による操作できるので、例えば二つのマイクから音声を入力し、その差分情報から位置を計算して、ラジコンサーボに接続したレーザポインタをそっちの方に向けるなんていうのが、エクセルのVBAからできるかもしれません。

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