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Bulls Eye Target USBアダプタ その4 [PIC]

もはや、カテゴリはAPSではないので。
基板を作るのに感光基盤を使います。

昔は、プリントパターンを作るのに銅箔の上にマジックで線をひいてとかやってたみたいですが、たいていマジックを使うとそのまま、プラスチックの板が出来上がるまで溶けます。

で、最近は感光基盤というものがあり、それを使うと割と細かいパターンまできれいにできます。

まず、感光パターンを用意する必要があります。
いろいろ、調べましたが、一番簡単にできそうなのが、透明なフィルムラベルにパターンを印刷して、
それをトレーシングペーパにはって、マスクパターンを作るものです。
#写真って無いので、ここは割愛。

それを感光基盤に焼き付けるんだけど、時間は適当。
いわゆる机につける蛍光灯で、20~30分間当てます。
その後、現像液に浸すとパターン以外のところが溶け出します。

それをエッチングするわけです。一般的というかマニュアルには、バットを使って現像液等に浸してと書いてありますが、私はビニール袋を使います。そしてそれぞれの液を使い捨てにします。

現像液は現像剤をお湯に溶かして現像液とするんだけど、本来の作り方は、指定された量の水に溶かして作るけど、適当な量の粉に適当にお湯を注いでできあがり。
この中に基盤をつけるわけです。

で、こんな感じ
CIMG2183.jpg

これはエッチングの様子だけど、液はサンハヤトのエッチング液です。塩化第2鉄水溶液のはずです。
これを3倍くらいに薄めて使っています。3倍希釈で、この量なので、元の量はたかが知れてます。
塩化第二鉄は、結構めんどくさい薬なので、このくらいに薄めて使ったほうがいいような気がします。

写真はかなりエッチングが進んだ状態ですが、液が緑色なのがいい感じです。
塩化第二鉄の水溶液は、もともと黄色ですが、銅イオンの青色が加わるので、緑色になるようです。
においはさびのにおいそのままなおで、ちょっとくさいです。

これを40度くらいのお湯の中で振り続けた後切断、穿孔するとこんな感じになります。
CIMG2184.jpg

3枚のうち、真ん中の位置にいたものはパターンが若干浮いて線が細くなっています。マスクの浮きに気をつけましょう。

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